ダイビング後に飛行機等で高所移動をする時の減圧症のメカニズムは、
通常の長時間潜水や深い潜水によるものと異なり、サイレントバブルが影響しているそうです。
研究発表によると、
通常潜水の減圧症のメカニズムは、長時間潜水や深い潜水により体内に窒素ガスが蓄積され浮上した時に過飽和になりますが、
高所移動の減圧症のメカニズムは、潜水時間や深さよりも、ダイビング後の飛行機搭乗までの時間が大きく関係してくるそうです。
ダイビングをした後は、ほとんどの人は潜水時間に関係なくサイレントバブルという非常に小さい気泡が体内に発生すると言われています。このサイレントバブルは大気圧下では減圧症にまでは至らない数や大きさや非常に小さな気泡です。
ある指導団体のマニュアルでは、ダイビング後の飛行機搭乗時間は、
1本のダイビングでは12時間、複数のダイビングでは24時間以上に定められていますが、
他の指導団体では、15時間や16時間、24時間と時間がまちまちです。
どのくらいの時間がよいのかということは一概に言えませんが、
文献によると、潜水後の飛行機搭乗までの時間(高所移動)と減圧症の発症の関係は、
24時間~28時間では1.02倍、
20時間~24時間では1.84倍、
20時間以内は8.5倍に増えるそうです。
つまり、潜水後24時間以上経過して飛行機に乗ると約1倍で通常のダイビングの発症率と変わらないが、
20時間以内に飛行機に乗ると発症率が大きく増えることがわかる。
ダイビングの後は20時間以内に飛行機に乗ることは避けて、
24時間以上の時間をあけたほうが安全ということです。
また高所とは、1000フィート(約300m)以上と定義されています。
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